第22回地盤工学会関東支部発表会で発表をしました

2025年11月6日に 国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された第22回地盤工学関東支部発表会に参加し,発表しました.

発表題目は,「小規模埋戻し工の品質管理を目的とした四国地域における道路陥没発生要因の統計的検討」です.

「構造5」で,GISを用いた道路陥没や空洞の要因分析について発表しました.

読売新聞の調査では,全国の国道で2015~24年度の10年間に計1100件を超える陥没や空洞が発生し,およそ半分程度が埋設管などの破損による土砂の「吸い込み」でしたが,それ以外にも.地盤の締め固め不足などの「施工不良」によるものも約2割ほどであることが分かりました.
引用 国道の陥没・空洞10年間で1100件超、「破損管に土砂」44%…「1km内で複数」半数近く:読売新聞オンライン,https://news.yahoo.co.jp/articles/09c4cb37bbf6f25d2e970face81be54ec87b388d?page=1,2025年7月閲覧

本研究では,四国地域における2015年度から2024年度までの過去10年間の国道での道路陥没および空洞事例を整理しました.そして,周辺の地形地質条件や雨量,気温といった気象条件をGIS上で統合しデータベースを構築した上で,主成分分析を用いて道路陥没への各要因の影響度を考察しました.

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この記事を書いた人

土質の研究者.現在は民間企業で埋戻し土の品質管理に関する研究に従事.

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